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感染症勉強会―平成25年11月15日・28日

・ノロウイルス感染予防

寒さが本格的になってくると共に、ノロウイルス感染症が流行する季節となってきます。
まだ当地方では発症、流行の報告はありませんが、昨年の大流行の際、施設内感染を防止することが出来ず、多数のご利用者さまが感染してしまいました。
そこで、今年は流行時期に先立ちノロウイルス感染予防策の勉強会を実施しました。

まず松浦看護主任から、感染経路、ウイルスの特性などノロウイルス感染症の知識について講義がありました。ノロウイルスは人にだけ感染して、人の腸で増殖するウイルスです。非常に抵抗力が強く極めて少ない量で感染することが最大の特徴です。

東介護課長からは、見直された感染予防策、下痢・嘔吐物の処理手技など、新たに見直された対策マニュアルについて詳細な解説がされました。そこで今回は実際に嘔吐物処理を行う実技演習の時間を多く設けました。

着色したゼリーを嘔吐物に見立て、実際にご利用者さまが食堂で嘔吐したという設定で一連の処理手順の実技を行いました。嘔吐場所の中心から約3mとかなり広範囲まで嘔吐物が飛散すると言われていますが、実際に着色したゼリーでその様子を体感することができ大変勉強になりました。

ノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物1gあたり1,000万個〜10億個ものウイルスが含まれていると言われています。施設内感染の拡大を防止するためには職員一人一人が正しい知識を持ち、そしてノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物の処理方法を適切かつ完全であることが不可欠です。今年は何としてでも施設内感染を防ぐことができるよう、私たちの意識とスキル向上に努めていきたいと思います。

 
    ノロウイルス感染症の知識について
    講義する松浦看護主任
   感染予防や嘔吐物処理など 対策マニュアルに
 ついて解説する東介護課長
 
          下痢・嘔吐物の処理手技実習の様子。着色したゼリーを嘔吐物に見立て
          ご利用者様が食堂で嘔吐したという設定で行いました

施設内勉強会―平成25年11月18日

・シーティング 潟Aイ・ソネクッス 西 貴央氏

黒潮園ではシーティングの勉強会を毎年実施しています。今回も潟Aイ・ソネックス西さんをお招きし、車いす座位における不良姿勢について解説を頂きました。

施設では多くのご利用者さまが車椅子を利用しています。そこで長時間車椅子に座っているうちに、下方にずれて仙骨支持となる「ずっこけ座り」や、側方にずれてしまい身体が横に傾いた「横座り」など、不安定な姿勢となってしまう方がおられます。実はJIS規格の標準型車いすは、身長170cmの方を基準にその寸法が定められており、小柄なお年寄りの方には合わない場合があるのです。

そこでより安定で快適な車いす座位をとって頂くためには、勉強会のテーマである『シーティング』の知識はとても重要となります。

講義ではあらためて、これらの典型的な車いすの不良姿勢の原因とその観察のポイント、そして車いすの調整や座クッションや背クッションなどを用いた姿勢調整の具体的な方法についてスライドで解説をして頂きました。

次に実技演習として、実際に各フロアで姿勢保持が難しく困っている事例を挙げ、西さんの指導のもと、みんなでその原因と対処方法について検討を行いました。そこでこの勉強会に参加の経験のあるスタッフから、推測する原因について活発な意見が出るなど、実践力が高まっている様子でした。また初めて参加するスタッフにとっては、日頃の疑問を解決する多くのヒントを得ることができました。

日頃のケア場面で、車いす姿勢が崩れてしまっている方を見かけた際、ただ元の姿勢にもどす介助をするだけではなく、その原因を考えて対応できる知識と技術を持ち合わせることは、ご利用者様の生活の質を大きく左右することであり、ケアの専門職として大きな意義があります。今後、困っている事例について、リハビリ委員会でカンファレンスを行い取り組んでいく事になりました。

 
潟Aイ・ソネックス西貴央氏によるシーティング講座
 
黒潮園での実際の事例を挙げ実技講習を受けました

施設内勉強会―平成25年11月1日

・PEG半固形化栄養と短時間注入法

毎年、高齢者の脱水予防について勉強会をお願いしている椛蜥ヒ製薬工場の青木勝司氏ですが、今回は大塚製薬さんが力を入れている胃ろう(PEG)栄養剤の半固形化による短時間注入法についてセミナーを開いて頂きました。

胃ろうでは液状栄養剤が広く用いられています。この場合、通常の食事のような消化管運動が起こりにくく消化吸収に影響し下痢となることや、胃食道逆流や誤嚥性肺炎を起こすリスクもあると言われています。そこで近年これらの問題を解決するため、この栄養剤を寒天などで固めた半固形化栄養が急速に広まりを見せています。

またベタつきを抑えたまま固形化されるため、低付着によりチューブの通過性が向上するほか、加圧注入により短時間で注入ができます。これはご本人の負担が軽減されるだでなく、介護負担の軽減にもつながるというメリットもあります。

現在、黒潮園では経管栄養を必要とする方が数名おられます。この勉強会で胃ろうや栄養剤の選択について深く学ぶことができました。特養の入所者様の重度化が進む中で、このような医学的な専門的な勉強をすることはとても大切だと感じました。

 
すっかりおなじみとなった講師の椛蜥ヒ製薬工場、青木勝司氏
 
液状栄養剤と半固形化栄養剤で注入時間の違いのデモの様子

職員全体会議―平成25年10月16日・21日

・上半期事業概要報告  各部署所属長
・人事制度について    岡理事長

今年度、第2回目の職員全体会議が行われました。

第1回の全体会議が4月に開催され、早くも半年が過ぎました。そこで上半期の事業概要報告ということで、各部署の今年度の基本方針や重点実施項目の取り組み状況について報告がありました。

私たちは「質の高い専門性のあるケア」を基本方針としています。黒潮園の各フロアからの報告では、経鼻チューブを外し経口移行に取り組んだ事例や、尿意の回復による排泄自立や下剤を服用しなくても自然排便が可能となるなど、自立支援の取り組みによる成果が出ていることが報告されました。

また、日々の豊かな暮らしの実現に向け、畑の作物を収穫し食する企画や、地域イベントへの外出、回転寿司への外食など、各フロアがそれぞれ創意工夫して取り組んでいます。

このように事業計画にある今年度のそれぞれの目標が、取り組みとして実施できている項目だけでなく、新たな課題もあげられ、下半期に向け各部署がそれぞれ目標をもって取り組んでいくことを確認することができました。

デイサービスサンター悠久の報告では、夕食の提供と遅い時間までのお預かりや、地域の美容師さんの協力によるカットサービスなど新たな取り組みを行っており、新規のご利用者さまが増えているということでした。また、誕生月にお一人おひとりのご希望を叶えるという企画を行い、お墓参りや生まれ故郷への外出支援などにより、ご本人ご家族から大変好評を得ているという報告がありました。

 
各所属長からの事業計画書にもとづく報告の様子
     

理事長からは今年度の法人の重点実施項目にもある人事制度の導入について説明がありました。
これは人事考課制度と新しい賃金制度を導入するというものです。これは@人材育成と組織力の向上A経営基盤の安定化B透明性のあるルールづくりを目的としています。現在、医療福祉分野のコンサルティングに実績のある鞄本経営と制度設計を行っているということです。

導入に先立ちまず、その概要をプレゼンテーションで解説されました。そこで人事考課の方法・種類が多数あることを知りました。その中で黒潮園は「行動評価」を採用する考えということです。これはその職種に必要とされる能力や意欲、態度など私たちが目指すべき人材像といった、仕事の資質面を具体的な行動基準とし評価するものです。

黒潮園ではより多くの職員を雇用し充実したケアに取り組んでいます。また「介護の仕事が魅力的で働きがいを持てるものでありたい」と職員処遇の改善にも力を入れています。そこで、この職員処遇を落とさずにいかに長期的に安定した経営を継続できるかという事が課題でもあり、チャレンジでもあると理事長は話されていました。そこで現在、俸給表の特性や、長期的な人件費推移の分析を行い、新たな賃金制度の構築に取り組んでいるという事です。これから職場の仕組みが大きく変わっていきます。どんなことでも新しいことに取り組むことは大変です。このような職員全大会でしっかりと法人の方針を聞く機会があり、職員みんながその内容を共有することがとても大切だと思います。目標をもってこの下半期も頑張って行きたいと思います。

 
人事制度について解説をする岡理事長
 

施設内勉強会―平成25年9月27日

・ユニットケアについて 小林事務長・平根介護主任・東介護職員
・介護力向上講習会に参加して 浦中介護職員・岡理事長

冒頭に理事長からあらためて黒潮園の基本理念の説明があり、「黒潮園が目指しているケアとは?」というといかけがありました。参加した職員からは・・・

自立支援と個別ケア
科学的なケア
家庭的なケア
より快適なケア
地域に密着したサービス
その人が望むケア
おもてなし

などがあげられました。

私たちは『質の高いサービスの提供』を基本方針としています。
介護事業では事業所によってサービスの質に非常にばらつきがあるように思います。私たち黒潮園は『ケアの質』、『職員の質』、そして『労務環境の質』、全ての『質』を高く持つことにこだわっています。

しかしこれまでの施設ケアでは、一律の集団処遇とならざるを得ない状況があります。どうしても家庭的なケア‥ その人(個々)が望むケア‥ 先ほどあげられた私たちの目指すケアに、私たち自身が満足できない課題があるのです。

私たちはこれらの課題を解決し、ご自身が自ら「施設での暮らし」を選んで頂けるような施設をつくりあげたいのです。

そこで今回の勉強会のテーマである、生活に重点をおいた利用者さまのニーズにお応えできる新たなケア体制『ユニットケア』の導入、そしておむつ外しやADLの向上に取り組む「介護力向上講習会」へ参加による専門的なケアの確立は、最も重点を置いた取り組みと言えます。

新施設クレール高森での『ユニットケア』という全く新しいケア手法を導入には、その理念や具体的な手法の正しい理解が必要です。そして職員みんなでその理念を共有することが不可欠です。

ユニットリーダー研修を受講中の平根介護主任(右)・東介護職員(左)

今回、ケアの具体的な内容については、まず率先して「ユニットリーダー研修」に参加した小林事務長よりスライドで解説がされました。また、現在研修受講中の平根介護主任、東介護職員からその概要の解説と、研修を受講した感想が述べられました。

その日の自分の体調に合わせて起きる時間を決めることができる生活。
お風呂は一人ずつでゆっくりと入る。
ゆっくりと自分のペースで食べる食事。

ユニットケアの導入には大変な面もありますがとても魅力的です。クレール高森の開設に向け、今後もこの「ユニットケアリーダー研修」への出張支援は継続していきます。


 
本年度の介護力向上講習会に参加している浦中介護職員

次に浦中介護職員より東京で開催されている『介護力向上講習会』の報告がありました。

そこでおむつ使用ランキングが大幅にダウンしたことが報告されました。これはおむつの定義が前回より変更されたことに伴うものです。排泄介助をトイレで行うようプランを立て取り組んでいても、5回のうち2回トイレではなくパッドなどに失敗(排便)がある場合は、おむつにて排泄したものと扱うということになりました。これによりおむつ率が増えたことになります。よって、より一層、お一人おひとりの排便間隔を把握し、適切なトイレ誘導が必要になります。

黒潮園ではおむつ率10%を目指していますが、参加した浦中介護職員からは「おむつゼロを目指すつもりでがんばりたい」と決意が述べられました。

事例カンファレンスの講義では夜間頻尿と尿失禁で困っている症例が取り上げられたそうです。今回は理事長も同行しており、会場からの質疑に挙手し意見交換をされたそうです。

そこであらためて泌尿器科における「夜間頻尿」について調べた所、尿量測定から医学的なアセスメントができ、対処方法が体系化できることが分かったそうです。夜間に頻繁にトイレを訴えるご利用者さまは現場では多く経験します。詳細は後日あらためて施設内の排泄ケアセミナーとして企画する予定ということです。

『ユニットケア研修』、『介護力向上講習会』ともにたいへん魅力的な研修です。黒潮園のケアに生かして行けるよう取り組んで行きたいと思います


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