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出張報告会―平成25年9月17日

出張報告会
   以下の内容について実施しました。


『リスクマネジメントセミナー 社会福祉法人に必要なBCP』 東介護課長

『新任職員研修に参加して』 赤澤・鳥居・井筒介護職員

『フットケアについて』 三浦看護副主任・小嶋看護職員

『高齢者看護に求められるフィジカルアセスメントと観察のポイント』 原田看護職員

『近畿老人福祉施設研究協議会(滋賀大会)に参加して』 
                         西介護職員・水谷介護職員・添谷調理副主任

『介護力向上研修会(串本)に参加して』  平根介護主任・浦中介護職員


人権研修会―平成25年9月9日

人権研修 『学ぶことは気づくこと〜思いやるとは想像する力〜』
   講師: 新宮市人権啓発課 中村為俊氏


年2回実施している人権についての研修会の第2回を開催しました。今回は講師に新宮市役所総務課人権啓発課より中村為俊氏をお招きし、講義を頂きました。

中村氏による人権研修会はこれで3回目となります。いつも抑揚のある大きな声で、冗談を交えながら、独特のテンポで講義を進められ、あっという間に時間がすぎていきます。 「相手を思いやること」はご利用者さまの支援や、職場の人間関係においてはとても大切なことです。しかし実際にはとても難しいことです。

講義では思いやるとは知識ではなく感性を磨くことであるとお話がありました。レモンの模型と本物のレモンを見て何を感じるか?どちらも酸っぱそうに見えるけど、食べてみないとわからない。見た目ではわからない事が多く、五感を使ってわかり得ること感性を磨き人権感覚を豊かにしていくことの大切さを、様々な身近な事例を通じて訴えかえかけられました。また市販のペットボトルのお茶を多用する現在、お茶を「入れる」という言葉や、「急須の使い方」が分からない若者があたり前のようになっている。という記事が紹介され、コンビニエンス(便利)と引換えに大事なものをこぼして歩いている私たちを省みることの大切さを感じました。人権とは人間としてあたり前のこと、正しいことだが、近年そのあたり前、正しいことが難しくなっているように感じます。

脳はいくつになっても鍛えられる。鍛えることで生き生きとしてくる。脳は嬉しいことも、悲しいことも忘れない。最後に読んでくださった『おこだでませんように』という絵本にとても心が打たれました。この感覚こそ「相手を思いやること」、人権感覚を磨くことなのだと感じることができました。

だれも、しかられたい子供なんていません。しかられても自分が大事にされていると感じられていたら、子供はまっすぐに育つ。認知症の方への制止する言葉がけにおいても相手の気持ちを十分に察することが大切です。感性を磨き、心豊かにみなさんに接することができるように、この研修会で感じたことを大切にしていきたいと思いました。

 
新宮市人権啓発課の中村為俊氏による人権研修
 

介護技術講習会―平成25年8月22日・8月30日

立ち上がりの基本動作「楽技ミラクル介護」

介護サービス向上委員会主催による介護技術講習会を開催しました。

この度出張で、NHK Eテレの「楽ラクワンポイント介護」でおなじみの青山幸広氏の介護セミナー「楽技ミラクル介護塾」で学んできた林職員、森沢職員、木和田職員が指導者となり、2日間に分け多数の参加者で行われました。今回のテーマは移乗介助で、利用者様も介護者も楽にできる介助方法(スーパートランス)を学びました。まず初めに、実技練習に入る前にDVDを見ながらイメージトレーニングをしました。今までの一般的な移乗介助は、ボディメカニクスという物理学を用いた介助が一般的ですが、今回は「人の動きに合わせた」という視点を重視されていて、介護者にも腰痛予防に効果的な介助方法でした。
DVDを使ったイメージトレーニング

まずは黒潮園の中堅ホープ森沢職員と新人ホープ木和田職員の二人が見本を披露すると、周りからは「おぉ〜〜!」という歓声!!その後は各グループに分かれて練習、練習・・・。初めてのテクニックに参加者全員が戸惑いながらも、日頃無理な力を使って介助していることに気づかされました。

セミナーに参加した森沢職員、木和田職員の指導による実技練習
 
 

とても和やかな雰囲気で、参加された職員はうっすらといい汗をかきながら、感動あり、笑いありでとても充実した講習会になりました。介護のプロとしてまた更に確かな一歩を踏み出せたと思いました。


施設内勉強会―平成25年8月8日・8月16日

年間ケア研修プログラム(4)  『排泄ケア 〜便秘のアセスメントと下剤について〜』

前回は、排泄ケアの基礎知識について勉強会を実施しました。これに引き続き今回は実践編として、高齢者の多くが悩まれる便秘のタイプと原因、対処アプローチについて解説がされました。

本日の研修は排泄ケアの実践編です

施設では高齢者の排泄ケアとして下剤の服用が多用されます。これは自然な排泄が難しく便秘となる高齢者が多くおられるからです。一般的に下剤を3日に1回の頻度で処方されている施設が多いとされています。施設によっては毎日下剤を処方されているというお話を聞きます。

しかし、この下剤の恒常的使用により、薬によって排便を繰り返すことで、本来の便意を失うなどその弊害もたくさんあります。これは下剤性便秘とも言われています。また下剤の強い作用により、不意なひょうしに突如、びちょびちょの水様便が出てしまい、衣類や布団を汚してしまうことも起こります。

ですから私たちは下剤を排泄ケアの一つに位置づけるのではなく、便秘となる原因を考えケアの取り組みにより自然排泄を促すアプローチを行っています。これはおむつ外しにもつながります。そのために看護師と介護職員が連携をはかり、下剤を止めてお一人おひとりの排泄の間隔(排便リズム)を把握することから行っています。そしてケアでどうしても自然排便が難しい場合に、適時下剤を服用していただいています。

排便のアセスメント 便秘の原因と対処方法

今回の勉強会は介護職を対象としています。介護職員がこのようなチームケアに取り組むためには、専門職として薬の知識が不可欠です。下剤の種類やその作用の違い、活用の注意点など理事長から解説がありました。

下剤にも様々な種類があります
参加した職員からあがった下剤の種類を分類する理事長

現在、このように専門性をもったケアに取り組んでいますが、一昔は下剤での排便は当たり前と思っていましたし、突然の水様便で汚染した衣類の交換や、おむつ交換に追われる業務が介護だと思っていました。今では便意を回復されベッドではなくおトイレに行かれる方や、下剤を廃止しおむつを使わない方が増えなど、ご利用者の排泄の状況は見違える状況にあります。

前回の排泄の仕組みを理解し、そして今回学んだ便秘の背景にある原因を考え、私たち介護職員によるケアにより、ご入所者さまにより高いQOLを提供できる施設を目指していきたいと思います。


出張報告会―平成25年7月26日

出張報告会

1.組織力向上のための講習会 倉本介護主任
2.福祉サービス苦情解研修会 深谷デイ管理者
3.全国老人福祉施設研究会in滋賀 西介護副主任・浦川介護職員・木野口介護職員
4.施設看護師に求められる「6つの現場対応力」発揮する行動指針 松浦看護職員
5.日本自立支援介護学会参加報告 平根介護主任・東介護職員
6.
第10期介護力向上講習会 浦中介護職員・小嶋看護師

黒潮園では職員の資質向上とキャリアアップ支援を目的とし、各地で開催される様々な研修会への参加を、法人が費用負担し出張として支援しています。

本日は、直近の研修会に参加した職員による報告会を実施しました。6演題の報告があり、内容も職場の組織づくりや苦情解決といった福祉サービスの質向上に関するものから、自立支援や科学的な介護といった先進的で学術的な介護についての研究会や学会への参加報告など多岐にわたります。それぞれ違ったテーマの内容を一度に耳にすることができ、日頃のケアのヒントが得られました。

組織力をメダカの学校に例え段階別に説明する倉本介護主任
日本自立支援介護学会での「食支援のための義歯治療」を報告し、高齢者
の嚥下障害と咀嚼力の関係について報告する東介護職員と平根介護主任
介護力向上講習会で取り組むおむつゼロの定義について解説する浦中介護職員と小嶋看護師

黒潮園のおむつ使用率は0%、ベッド上排便の方は12.5%です。今年度は介護力向上講習会に参加した179施設のなかで、おむつ使用ランキング27位の実績です。


施設内勉強会―平成25年7月9日・7月17日

年間ケア研修プログラム(3) 『看取りケアとエンゼルケア

1.「在宅死から病院死へ」看取りのあり方を考える 岡理事長
2.看取り介護加算について 垣内生活相談員
3.特養における看取りの流れと死の兆候について 松浦看護主任
4.看取りとエンゼルケア  久保介護総括主任

特養は終の棲家とも言われています。また重度要介護の高齢者をお受けする施設として位置づけられており、慢性的な疾患を持たれた方が多く入所されます。そこで特養では日常的な医療対応の充実と看取りができる体制が求められています。

黒潮園では退所される方の9割が看取り退所です。しかし多くの施設では終末期の医療とケアの対応が出来ないということで、疾患の増悪や体調が悪化した場合は医療機関に転院となり、病院でお亡くなりになられる場合が圧倒的に多いと聞いています。

退所者の9割が園での看取りです

先日、106歳の入所者さまが、私たちそしてご家族が寄り添いのもと、穏やかに天寿を全うされました。私たちはその方の人生の最期の大切な時をともに過ごさせて頂いています。お亡くなりになられた方のお体をきれいにさせて頂き、着物を着てお化粧をする旅立ちの準備を職員が行います。そして関わった職員皆で見送らせていだいています。このエンゼルケア(死後の処置)は黒潮園の永い歴史の中で受け継がれています。

そこで人を看取るということをもっと深く学び、そしてエンゼルケアを習得することを目的にケア研修を実施しました。

看取りの流れについて解説する松浦看護主任

松浦看護主任からは「その人が特養に入所した日から看取りが始まっているとも言えるのです。」というお話がありました。そこで人はどのように老いていくのか、そして食事量が減り、身体的な衰弱、不活動・意識レベル低下とどのようにからだが変化していくのか。看取り期における死の兆候が、数ヶ月前から数週間前、そし数時間前から死へ至るまでどうたどっていくのか説明がありました。私たちはケアの専門職として、まず死を迎えることについて理解と受容を必要とします。死を迎えようとしている人にとって言葉は重要ではなくなっていき、むしろスキンシップや沈黙の方がより価値があるようになっていくのです。
これまで多くの方の看取りにかかわって来た職員にとっても、まだ新人で実際に経験のない職員にとっても、死を迎えるということを理解するとても大切な機会となりました。


久保介護総括主任からはエンゼルケア(死後の処置)について必要な知識、手順、そして着物の着せる技術など実践について解説がありました。私たちが間違いなく適切な処置をさせて頂くことは、ご本人様そしてご親族様に対する大きな責任があります。着物は逆さごとにより襟の重ねを左まえとし、帯の結び方も縦に結ぶなど、普段の着物を着方との違いとその注意点を学びました。また実技を通じたデモストレーションもおこないました。現場経験の豊富な久保総括主任の技術に、参加者もとても熱心に見入っていました。

 
経験豊富な久保総括主任による実技演習

技術的なものでもあるため、実技に関しては今後、勤務終了後の30分程度の実技研修を数回に分けて実施し、エンゼルケアの技術の習得を進めていきます。

看取りケアをテーマにした勉強会は初めての取り組みですが、施設が終の棲家であり、私たちが看取りに携わらせて頂いていることの意義の深さを考える、大変有意義な勉強会となりました。


施設内勉強会―平成25年6月28日

『経口補水療法(ORT)について』 (株)大塚製薬工場 青木勝司氏

7月に入りいよいよ蒸し暑い季節になってきました。そうなると心配なのが熱中症や脱水症です。熱中症の分類でT度(最も経度)な場合、発汗とめまい、脱力、筋肉痛(こむら返り)などがあります。じつはこの段階は健常な私たちのでもその大半が経験しています。さらにU度(中等度)、V度(重度)と進行すると重篤になります。高齢者の場合はさらにその特性からいつ脱水症に陥ってもおかしくない状況にあると言えます。高齢者の健康管理において適切な水分ケアは最も重要となります。

本日、大塚製薬の青木勝司氏をお招きし、経口補水療法(ORT)について勉強会を開催しました。青木さんは黒潮園で水分ケアを導入した際に初めて勉強会をお願いし、今年で早くも4年になります。

本題の前に、前もってこちら(栄養士さん?)からリクエストしていた製品『賢者の食卓』についての話題を提供して頂きました。これは食物繊維(難消化性デキストリン)の働きで、糖分や脂肪の吸収を抑えることにより、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇をおだやかにするものです。無味無臭の粉末1包を食事の際に飲み物に溶かして飲むだけです。低GI食品を食べると脂肪吸収を抑えることができるといった、ダイエットのヒントになる知識を解説して頂き参加者は皆興味深々でした。

 
講師の(株)大塚製薬工場 青木氏  いつもお世話になっております

本題の経口補水療法についての解説では人の体内の水分調節の仕組みについて解説して頂きました。脱水というのは水分が欠乏していることには間違いありませんが、同時にナトリウムなどの電解質も同時に失われています。そこで通常のお茶や水を補給しても体内の電解質濃度を一定にする働きにより補給した水分は再び排泄され、結果として脱水の改善はできないという事です。そこでOS-1といった経口補水液の活用は、脱水の進行を止めるために非常に有効であり、点滴処置に至らないよう介護者にできる唯一の手段とも言えます。これはスポーツ飲料でも不十分であり、脱水症の方には糖分とナトリウムを適切な濃度に調整された経口補水液が有効となります。

黒潮園では利用者1人ひとりのその日の飲水量の記録を取り個別水分ケアに取り組んでいます。また、その方の状態に応じて大塚製薬の経口補水液(OS-1)とスポーツ飲料のポカリスウェット、ゼリー状に加工したスポーツ飲料を選択し活用しています。

 
経口補水療法(ORT)に必要な経口補水液、OS−1のサンプルを頂きました

本日はOS-1のサンプルだけでなく、OS-1のキャラクターグッズも提供頂きました。遠方から来て頂き本当にありがとうございます。医学的な基礎知識から高齢者になぜ脱水が多いのか、そしてなぜ通常の飲水ではなく経口補水液が脱水改善に有効なのかということを改めて学びことが出来ました。来年も是非宜しくお願いします。

おまけ これがイメージキャラのDr.OSワン
 

施設内勉強会―平成25年6月19日

『スキンケアについて』 TENA 太田真理子氏

前回、太田氏をお招きした排泄ケア勉強会で最後に新製品として、皮膚を清潔にしながら保湿・保護ができる清拭用拭きとりクリームを紹介して頂きました。その後、現場でサンプルを使用してみたところ、通常の洗浄業務と比べて時間が短縮されるうえ、スキントラブルの予防に効果があるのでは?との意見が出されました。

そこで、より詳細にTENAウォッシュクリームを用いたスキンケアについて紹介して頂きたいということで、本日の勉強会が企画されました。

 
TENA 太田氏によるスキンケア講座

文化的に日本では保清のためには洗い流すということが主流ですが、欧米では化粧のクレンジングと同じで拭き取るということが受け入れられているという事です。一般的に福祉施設や病院では寝たきりの方の陰部の保清のために石鹸とお湯で洗浄を行います。このクリームは、ぬって拭きとるだけで皮膚の汚れを取り除くことが出来ます。またケア手順がシンプルになりスタッフの業務の効率化が図られるというメリットもあります。

またこのすすぎ不要の清拭用のクリームの汚れを取る能力は、石けん水洗浄と同程度であるとの研究報告もまとめられているそうです。これまでの洗浄業務を全面的に見直すことができればかなり、時間の余裕が生み出され、ご利用者さまとの関わる時間を増やすことができます。

まだ日本で導入されて日も浅く、洗浄業務を全面的にこのクリームに変更している施設の実例はないということでした。洗浄業務のメリットもあることから、まず1つのフロアーで導入しその是非を検証してみようという意見が出ています。


施設内勉強会―平成25年6月5日・7月5日

年間ケア研修プログラム(2) 『排泄ケアの基礎知識』

黒潮園では専門的で質の高いケアに向けた施設ケアの改革に取り組み、『おむつゼロ』に向けた排泄用具の見直しや、下剤に頼らない自然な排泄を促すケアに取り組んでいます。これを実践するためには、まずはケアの根拠となる『人の排泄の仕組み』について理解を深めることが不可欠となります。

 
岡理事長による排泄ケア講座 利用者本位のケアを目指して

冒頭に理事長より「なぜ黒潮園ではおむつに依存しないケアなのか?」という問いかけがあり、「自分が出来るかぎりおむつは着けたくないから」であり、利用者本位のケアを目指しているというお話から始まりました。また施設介護はおむつ交換という作業が中心となることが当然ともありますが、私たちの仕事は作業ではなく、ケアの関わりにより残存能力を引き出し、自立支援のケアを実践する専門職を目指しているということです。そこでご利用者さまの現状の課題を分析的に捉えたプランニングと、その達成に向けたケアアプローチの実践というサイクルを絶えず回転させ個々の支援に取り組むことが必要となります。

便の組成の約65%が水分ということで、下剤やおむつに依存しない排泄を促すためには、前回学んだ水分ケアの取り組みが大前提となります。業務にある起床時の水分ケアへの取り組みは、実は「胃-結腸反射」といって腸の運動を反射的に促すという生理学を活用するものと知りました。確かに私たちも起床時にコップ1杯の牛乳を飲むと、お腹がグルグルと鳴るなぁ‥と感心しました。内容は排泄ケアの実践に直結するものばかりであり大変勉強になりました。

 
自らの経験を語る東介護課長 介護に携わる者にとってのやりがいとは?

最後に東介護課長から『介護のやりがいは「ありがとう」だけじゃない!』というテーマでお話がありました。介護のやりがいを初めて感じたのは、新人で出勤したその日に「ありがとう」というご利用者さまの一言だったそうです。このように介護の仕事に就いた当初からこの仕事のやりがいを感じてやってきたそうです。

しかし、その後経験と勉強を重ねた今は、ただ「ありがとう」だけではなくて「達成感」を感じることがやりがいではないかと感じているという事です。おむつ交換や入浴介助の際、してもらった側は心では自尊心が傷ついても「ありがとう」言われるかもしれません。私たち介護職は、本当の利用者さまの悩みやニーズを深く捉え、おむつが外れて自力でトイレに行けるようになった喜びなど、目標を持って高い専門性に基づいた介護に取り組んだ結果や成果によって得られる「達成感」こそ、今考える専門職としてのやりがいだということです。

この「達成感」は専門的で私たちにしかできない援助技術を実践することがあって初めて感じることができるものです。これからも向上心をもって自己研鑽に励んでいきたいと思います。


施設内勉強会―平成25年5月1日・7日

年間ケア研修プログラム(1) 『水分ケアの基礎知識』

私たちは高齢者ケアの医学的管理の一つとして水分ケアに取り組んでいます。実は認知症(意識障害)や便秘、運動機能の低下など多くの高齢者が抱える問題の背景に、脱水症が関係していることがよく見受けられます。そこで黒潮園では全入所者さまの1日に水分摂取量を記録し、水分摂取を促す独自のケアに力を入れています。

 今年度第1回目のケア研修ということで、理事長より基礎医学の知識から日頃取り組む水分ケアの理論背景を中心に解説がされました。今回の勉強会に参加し、そもそもなぜ水分摂取が必要なのか?なぜ不足すると認知症症状が進行するのか?微熱続きのご利用者の方は脱水を疑うのはなぜ?といった様々な現場での疑問の答えを知ることができました。

年間を通じたケア研修プログラムということで、今年度入職された職員さんも熱心に受講されています。ケアを業務として覚えるだけでなく、その意味や理論的背景を知った上で取り組むことは専門職としてとても重要なことと思います。

人は1日で飲水量1,000〜1,500mlに加え、食事から1,000mlの2,000〜2,500mlの水分を体内に取り入れているという事で、人の正常な機能を維持するのに想像以上の水分が必要であるということです。また高齢者の方は脳の喉の乾きを感じる喝中枢の機能低下により、脱水であっても「喉が渇いていない」と言われることが多いといことです。そこで私たちがどのように関わり、しっかりと必要な水分を摂取して頂けるか、ケアの取り組みによりご利用者さまの健康を大きく左右するということを改めて認識することができました。

年間を通じたケア研修プログラムということで、今年度入職された職員さんも熱心に受講されています。ケアを業務として覚えるだけでなく、その意味や理論的背景を知った上で取り組むことは専門職としてとても重要なことと思います。


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